メンズエステを経営していると、避けては通れないのが「トラブル客」だと思います。
日々客層を良くするように努力しても、やはりトラブルは起こります。
働く女性の立場として、接客はもちろんですが一番のストレスは
どんなお客様に遭遇するか分からない恐怖心
ではないでしょうか?
・窃盗
・盗撮
・強姦
など、普段ではしないような事も女性と二人きりではしてしまうというお客様は一定数います。
今回は窃盗への対策について書いていきたいと思います。
まず流れについてですが
1.お客様と対面
2.少しの会話と同意書などの記入
3.施術料金を頂く
4.施術料金をバッグや集金袋に入れる
5.お客様のシャワーなどを準備
6.施術開始
という女性が多いかと思います。
仮に、この時
・シャワーなどを準備している最中
・トイレに行っている最中
・ホイップなどがあれば準備している最中
お客様を1人にし、お金を盗まれたとします。
施術が終わりお客様が帰った後に気付き、捕まえる事が出来たとして
ほぼ100%お金は戻ってきません。
ほぼ、と書いたのはスタッフの力量次第では充分に取り返す事は出来るからです。
まともに警察を呼ぶ手段では100%返って来ないです。
何故なら
女性から盗んだお金である事を証明できないから
です。
指紋等を仮に採ったとして、お客様の財布から女性の指紋が付いたお金が出てきても悪知恵のある方であればなんとでも言えます。
証明できない事には窃盗事件として警察では動けず、民事不介入により女性と窃盗疑惑がある人のやり取りとなります。
そのやり取りさえも、少し知識があればなんとでも言えます。
では、基本的な対策から
・私物や自分のお金は必ず隠しておく
・お釣りはスタッフに準備してもらう
こちらは基本であり、これで自分のお金を盗まれる事はありません。
では、お客様から頂いた施術料金に関しての対策
お金を受け取ったらバッグや集金袋に入れず、机の上に置いておく
見える位置に必ず置いておきましょう。
上から物を置き、飛ばないようにしてください。
最後お客様が帰られる時、目の前でお金をもう一度数えましょう
これさえしておけば盗もうと考えるお客様はまずいませんし、仮に盗まれたとしても部屋から誰も出ていない状態で発覚するのでスタッフや警察を呼んだ時にもちゃんと対応してもらえます。
正確には、明らかに盗まれているので警察もこちらの味方をしてくれ無駄な時間をかけずにお金を回収できます。
それでも心配な女性は、店舗により
・非通知の予約はお断りする
・免許証のコピーを取る
・施術料金をお客様が入室前に先回収
などの対策を取っている場合があります。
鹿児島や広島には多いですが、福岡は非通知を取らないくらいしか対策していないお店も多いですね。
ただ、基本的にはどの店舗でも
・利用規約などの記載
・誓約書の記入
・お客様を一人にしない接客指導
などはしていると思います。
規約の記載とお客様を1人にしない施術、自分のお金は隠す、貰ったら机に置く、この対策をしておけば窃盗対策としては完璧かと思います。
他店にはトラブルの際に給料を払わない店舗もありますので、せっかく頑張ったのにトラブルのせいで給料が貰えない等の悔しい思いはしてほしくないです。
お金を貰ったからにはお客様は神様だ!と「勘違い」させる事は大切ですが、神様ではありません。
くれぐれも悪意の餌食にされないように。
ちなみに小倉家はセラピスト一人一人に金庫兼ロッカーがあるため、盗難の心配はありません。